2019 大阪城 「梅」 2018.03.02
 
  
  ポッチーのための大阪城梅見物
山にも行けず坂道は動悸が激しくて歩けないポッチーのためにジョン企画の「大阪城の梅なら見に行けるやろ?」との配慮で3月2日、大阪城に出かけることにしました。
自宅で自転車漕ぎのリハビリばかり続けているポッチーを外に引っ張り出す作戦です。春なのに家の中に閉じこもっているのは勿体ないです。作戦成功でお出かけすることにしました。
自宅からバスに乗り大阪駅で下車。大阪駅から住吉車庫前行きのバスに乗り「大阪城大手門」で下車。大阪城大手門からは65歳以上は半額という梅林行きの城内バスに乗り梅林近くで下車。行き交うのも困難なほどの物凄い人でした。日本人を探す方が困難なくらい民族衣装やら自撮り棒やらゴロゴロを引いた外国の観光客だらけ~。しっとりと美しく咲く梅が騒音でハラハラと散りそうな気がしました。お濠の中には観光用のお船も浮かび風流で絵になります。
見頃には早いかと思いましたが花をつけていない梅の木は老木でお役目を終えた感じです。人垣ができているあたりは満開で梅の香りが漂ってきます。 
▲  ツグミ
▲  シジュウガラ ▲  ヒヨドリ 
 ▲ メジロ ▲ オシドリ?
梅と言えば、和歌山県の南高梅の梅干しか、菅原道真の辞世の句「東風吹かば 匂い起こせよ 梅の花 主なしとて 春なわすれそ」が思い浮かびます。菅原道真が太宰府に左遷された時の和歌で意味は「春になって、東の風や春風が吹いたなら、その風に乗って太宰府(九州)に香りをよこしてくれよ。主人が居ないからといって、春を忘れないで欲しい」と梅の木に語りかけた歌です。
梅の花には、桜の花の様な豪華絢爛さやお花見モードはありませんが通り過ぎてもなお、ほのかに風に乗って漂ってくる香りは何とも言えません。
先週生駒山の摂河泉コースを下った時、立ち寄った枚岡公園の梅を見逃したので良い花見になりました。  
▲往路は大手門から桜門まで、復路は桜門から馬場町口まで園内交通であるエレクトリックカーを利用しました。乗車料金は100円です。
▲大阪城公園南西側から見た 六番櫓と南外濠
花見を終えた後は、一心寺詣りを済ませ向かい側にある真田幸村戦死の場所と言われる安居天満宮に立ち寄りました。一心寺に何度も来ているにも関わらず存在を知りませんでした。なかなか立派な天満宮でした。

一心寺から歩いて通天閣の真下まで移動し、ジャンジャン横丁で「二度付け禁止」の串カツを頬張り、さらに「天王寺動物園」に行きました。入場料は大阪市民の証明書があれば65歳以上は無料です。ポッチーは疲れ果てたのか動物園の椅子に座り込んでしまいました。ベンチにポッチーを残して園内を散策しましたが昔と違い広くなりすぎて回り切れないし動物もあまり活発に動いている様子はありませんでした。
戻って万歩計を見たら15,000も歩いていました。(ポッチーがしんどいのは無理ないか?)