2017
 
初冬と言うには温かく晩秋と言う言葉がピッタリの快晴の日、小さなバスで和歌山へ出かけました。バスの後部はサロン式になっており往路は全員そちらで談話することにしました。私はガイドもどきを仰せつかりましたが、寄る年波には勝てません。カンニングペーパーは老眼が追い打ちを掛け昔のようにポンポンとリズム感もなくなった気がします。♪それでもお客さん我慢をしているが・・・♪昔の歌にあったっけ。優しいまなざしの中で何とか役割を消化。
最初はミカン狩りでしたが「通過」しても良かったかなと思うほどでした。(幹事さんゴメン)入場料ひとり700円、持ち帰り禁止。食べたとしても、せいぜい3個(やっぱり700円は高い)
▼ みちびきの神  丹生都比売神社へ参詣
丹生都比売大神の御子、高野御子大神は、密教の根本道場の地を求めていた弘法大師の前に、黒と白の犬を連れた狩人に化身して現れ、高野山へと導きました。弘法大師は、丹生都比売大神よりご神領である高野山を借受け、山上大伽藍に大神の御社を建て守護神として祀り、真言密教の総本山高野山を開きました。これ以降、古くからの日本人の心にある祖先を大切にし、自然の恵みに感謝する神道の精神が仏教に取り入れられ、神と仏が共存する日本人の宗教観が形成されてゆきました。 
玉串料を納め交通安全祈願のお祓いをお願いしました
▼ かつらぎ温泉 八風の湯 
昼食は有名な温泉 「かつらぎ温泉 八風の湯」 のお風呂にも入りました。大浴場に使用している第五源泉は「化石海水」と呼ばれる古代(数万年前)の海水が、天然温泉となった貴重な温泉で、その濃度は日本でもトップクラスといわれています。化石海水を含んだ温泉は塩分濃度が高く保温と保湿に優れ湯冷めしにくい特徴があります。 
かつらぎ町 柿の里へ
午後は、お待ちかねの吊るし柿の里「柿えもん」へ。観光用ではないため急な斜面を登り農家の作業場へ。
山が柿色に色づき、串柿は風に揺られてまるでカーテンのように美しい。ネットで見ましたが実際目の前にすると感動しちゃいました。
お正月何気に鏡餅の上に乗せていた串柿にも「夫婦仲睦まじく」とか「いつもニコニコ仲睦まじく」などの意味があり10個の柿が「2個、6個、2個」と手作業で作られていました。「いまが旬でゆうべは夜中の12時まで皮むきしていた」との事。天日干ししている柿は渋味が抜けていないので売れないというのに無理を言って売ってもらいました。
冷凍室にいれておけば熟するらしい。(ほんまかいなぁ?)
此処のご主人が入って撮影するように勧めてくださいました…無断で入ったのではありません
私はいままで「観光目的」で旅をすることがあまりなかったので何を見ても新鮮でした。帰りのバスの中はサロン部分にみんな集合し、春の交通安全の企画に花が咲きました。最近は春、秋の交通安全大会の「寸劇」が、えらい評判となっているらしくプレッシヤーも大きいです。
まだ発表するわけにはいきませんが構想はきまっています(フフフ)。全員参加をモットーにしていますのでみんなが楽しく出演できるようがんばりまーす。
 文:美智子姫