2015
トンネルウオーク Teamの名前は「BARA・BARA」
「山登りの後、足が痛くなかったら行く」そんな曖昧なリエの言葉でしたがクライミングがよほど楽しかったのでしょう、連日のハイキングとなりました。
「トンネルウオークなら行く!山は嫌!」と言う、もうひとりの姪(リエの姉)も参加で29日の日曜日、西宮名塩駅で待ち合わせです。
東西線で同じ電車となったリエは今日も張り切っています。リエの姉のショーコは既に駅に到着し阪急オアシスの中をウロウロしている様子です。
集合時間の午前10時を過ぎたのに・・・アレッ?・・・一服劔さん?・・・いないよ〜
既にスーパーの下見を済ませているショーコが「あれも美味しそうだった、これも食べたかった。」とピーチクパーチク鳥の巣を突っついた様に教えてくれました。
久しぶりに合流したためか、それぞれの話の内容がチグハグで、聞いてないかと思うと聞いていたり、聞いてると思ったら聞いてなかったりなので団体名を「チーム・バラバラ」と名付けました。この日は前日と比べて命をかけるほどの危険個所もなく、お喋り解禁として楽しく歩くことにしました。
昨日の写真LINEで送って…繋がれへんワ…あかんもう西宮名塩駅やー 10年ぶりしょーこちゃんと再会
珍道中の始まり始まりー 
西宮名塩のスーパーで食材とビールを買い込み、元気よく出発しました。知る人ぞ知る「廃線跡・トンネルウオーク」の始まりです。以前所属していたウオーキング協会で何度も歩いているのですがプライベートでは初めてです。子育てが終わり、時間の余裕が出来た姪達と久しぶりに話をしながら歩くのもなかなかいいもんです。
名塩の駅から民家の中を通り武庫川渓谷沿いに歩くのですが人の多いこと!多いこと!人気コースであることがわかります。
きっと紅葉を求めて訪れたのでしょう。老若男女や小さな子供たちでトンネル入り口はいっぱいです。あれほど言ってたのに懐中電灯を持たない者が2名いました。リベとJONですうわあ。
ほんまに「チーム・バラバラ」ですわ。(予備の懐中電灯持ってきて良かったです)トンネルの中は懐中電灯無しでは危なくて歩けません。
僅かな紅葉を楽しみ トンネルだトンネルだ楽しいなあ
トンネルの中では童心に帰り大声をあげましたヨ…他人が迷惑するやろう
廃線跡から武庫川を挟んで対岸を見ると、新岩とか高砂岩などクライミングのゲレンデが聳えています 
昔、姪の父親の一刀水兄と来た時、懐中電灯がなくて棒切れ2本さがして、両端を歩く者が片手に棒切れをもちトンネルに沿わせて歩き、もう片方の手はしっかりと繋いで歩いた懐かしい思い出があります。そう言えば一刀水兄はこのコースが好きやったなぁ・・・
トンネルの数は長短合わせて6個か7個、トンネル工事の悲しいダイナマイト爆発事故の話を姪たちに聞かせました。トンネルの中の枕木はとても歩きにくかったんですがデコボコ感が何とも言えず面白く昔は列車がこの中を通過していたんだと言う名残りを味わうことができました。
水たまりもまた楽しいよ トンネルを抜けるとまた楽しいよ
武庫川渓谷も冬を迎える前の、少し寂しげな風景ではありましたが味がありました。河原には大きな岩が転がっており傍らで若者たちがボルタリング等を楽しんでいる光景も見られました。桜広場にはボーイスカウトの子供たちと父兄で大賑わいでした。昼食場所を探すため少し上に登り陽だまりを見つけてスーパーで買い込んだビールとおつまみで紅葉遊山モードの昼食を楽しみました。ところどころではありましたが紅葉も綺麗でした。
桜広場で昼食でーす
ゴールの武田尾は何度も大洪水の被害に遭い、いまも大工事が行われていました。歩行者の道路も工事に合わせて大きく迂回し駅に行く様に変わっています。
「反省会と言う名の祝杯」をするにも満腹で、しかも武田尾駅には粋な店がないため車中解散となりました。私達は海老江駅で、ショーコは鴻池新田駅で、リエは忍ケ丘駅へと帰って行きました。
短いコースで平坦コースですので家族向きではありますが、四季の息吹も感じ取れてほっこりとすることができました。
いつもアップダウンの多い山行ですので物足りなさはありますが、たまにはいいかな・・・・
もう二度とお目にかかることはないと思いますが 皆さんお元気で…JON