●第2日目(9月8日・火曜日) 雨 中央アルプス・空木岳」2,864 m 池 |
池山尾根コース林道終点駐車場~タカウチ場~マセナギ~ヨナ沢の頭~分岐~空木平避難小屋(泊)~空木岳山頂~下山後駒ケ根高原家族ケビンにて大騒ぎ |
空木岳(うつぎだけ)は長野県駒ヶ根市、飯島町、大桑村にまたがり、木曽駒ヶ岳に次ぐ木曽山脈(中央アルプス)第二の高峰です。1951年、中央アルプス県立自然公園に指定されました。『日本百名山』の著者である深田久弥が同著を執筆する際、木曽山脈南半分から一つ選ぼうとして南駒ヶ岳と空木岳とで迷った結果、最終的にはわずかに背が高いこと、そして山名の美しさから空木を選んだそうです。また山頂には、二等三角点があり、花崗岩の大きな岩が乱立。山頂直下の北東には空木駒峰ヒュッテがあり、その先の稜線上には「駒石」と呼ばれる巨石があります。東北東に広がる空木平カールには無人小屋の空木平避難小屋が存在します。山名は、春に麓の伊那谷から見上げた時、空木岳の頂上だけ雪が残っているのが見え、その残雪模様が卯木(ウツギ)に似ているためや、ウツギの木が多いことも由来だそうです。 |
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雨はシトシトと降っています。「う~ん・・・微妙やなぁ。とにかく登山口まで行こう」
そう決断してみんな用意に取り掛かりました。午前6時ケビンでポッチーに見送られて下見をしていた池山コース登山口まで向かいました。最初の話では駐車場に到着したら雨の多少具合で行くか戻るか決めようとなっていたはずなのですが姫は行く気満々でリュックを背負いストックを持ち出発準備完了しているではありませんか!「え~っ?行くっすかぁ?」壱号、弐号は渋々登山靴を履いて出発準備を始めました。姫は既に登山届を出して後から来た松本ナンバーの青年に「一緒に行きませんか?」と誘っている様子です。青年は雨のために躊躇っている様子でした。雨は躊躇うほどは降ってはいません。 |