中央アルプス・恵那山を訪ねて…ちょっと寄り道
50年来の憧れ…やっと成就
中津川インターを出ると「どうしても立ち寄りたいところがある」とジョンが力説するものですから市街地に車を進めます。カーナビにも登録されていない場所のようで、少々迷いながらのドライブです。
立ち寄りたいところとは「女夫岩」らしいです。詳しい説明もなく
「とにかく現地に行けばわかる。若いころから一度行ってみたいとずーっと思い続けていた」らしいです。
「めおと岩」と言うと、ふつう大小の岩があり、寄り添うように見えることから、「夫婦」岩と名付けられているものが多く有名なところでは三重県の二見浦の夫婦岩であり、大きな岩と小さな岩の間が注連縄で結ばれていて修学旅行には欠かせないスポットでもあります。

が、しかし、but、中津川市・桃山公園にある「女夫岩」はそんな生やさしい女夫岩ではありませんでした。ひときわ大きな巨石が2つ。
姫も、靖ちゃんも、junkoちゃん、異口同音に
「うへぇ~っ!」「立派っ~!」「お見事~!」「ジョンさんの憧れかいなぁっ~!」「でかっ~!」など周りにいた子供に気を使いながら叫び笑い転げました。

因みに 女岩の高さは約4m、周囲は約30m。 男岩の高さは約8m、周囲は約24m。歌碑も立っており
「男の根石 女の陰石に きほえとも 道をへたてゝ 合はなくも あわれ」 とありました。
安産祈願や子宝祈願に多くの人たちが訪れているそうです。
文:美智子姫