2015 「イタドリを求めて金剛山系へ」
「  イタドリは採っても採っても生えてくる…イタドリファンに優しいヨ  」
「今日が遠出最後のイタドリツアーだからね」と、ジョンを誘い出しました。もちろんイタドリ採りにです。この時期「イタドリ1番、山は2番」なのですから、せっせと行かないと!
「そんなに沢山採ってどないすんねん?」と言われそうですが季節限定ですから採って採って採りまくり冷凍室を満杯にしないと落ち着かないのです。困ったものです。(笑)
前回とほぼ同じ方面、阪神高速松原線から阪和道、南阪奈道に向けて走ります。三峰山、吉野山、金剛山とほぼ同じルートを走ります。
「まるで、すかんぽロードやな」と笑われました。
早い時間に現場近くの駐車場に到着です。普段の日だというのにもう駐車場はほぼいっぱい。登山者とすれ違いますが「酸っぱ味を抜くのはどうすればいいか?」「漬物にするのか?」と背中のイタドリを見ては問いかけてきますが
「姫のおうち」を読む人以外には教えられませーん(笑)
「JON GOー」姫の掛け声で藪の中へ飛び込みます。わしゃぁーイヌか…またまた採らされたぞー
  行き交う登山者はイタドリは知っているものの、どうして食べたらいいのか知らないみたいです。「道路から上しか採らない、まずそうなイタドリは採らない、小さな物は次の人のために残す」と結構自分の中でルールを決めています。道路から下に生えているイタドリはおしっこ等掛けられている危険があります。
子供のころ上級生がまだ小さなイタドリを見つけて「これは、うちが見つけたイタドリやけん、大きくなるまで誰も採ったらいかん!」と言われたことがあります。誰がとってもいいのですが不思議に約束は守りました。
まあまあ採れました。これで本番はバッチリOKです 河内の名水です
土手のすかんぽジャワ更紗 昼はほたるがねんねする…
今日は途中でタヌキの死骸を踏みそうになり、おったまげて腰が抜けそうになりました。かわいそうに餓死したのでしょうか・・・

今日のイタドリは質も良く皮が綺麗に剥けそうです。大きさもほどほど、量も皮剥きが嫌にならない程度に満足する量が採れました。
ジョン作の「手長鎌」も大活躍で、山肌によじ登ることなく、下から
「手長鎌」を操作してスムーズに採れました。

ほどよく収穫もあり、帰りに道の駅「かなん」に立ち寄り「イチゴ、ヨモギ団子、桜餅、山菜弁当」などを買い、山の緑を見ながら少しはやい昼食としました。

帰ってから泥だらけの車を洗車し皮剥き作業に取り掛かります。

大鍋いっぱいになったイタドリに塩を振りかけ一晩置いて水分が抜けたら袋詰めです。
 「ジョンの感想」
道の駅「かなん」で売っていたイタドリは3本100円でした。これが高いか安いかは別問題として、姫の採ったイタドリは、高速代、ガソリン代、猟犬JONのエサ代を含めると、いったい一本いくらにつくでしょうねぇ。
本人いわく、これで十分楽しめるので安いもんだと言ってますが。
文:美智子姫
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