しばらく歩くとまた先ほどの2人に出会いました。キャッスルオールと風吹き岩の分岐で悩んでいる様子でした。「岩梯子に行きたいがどっち?」と道を尋ねられました。(ほんとにいつも歩いているの?)
キャッスルオールの方向を教えて、ふと岩場に目をやるとクライマーの姿が見えました。誰かがクライミングをしている様子なので興味もあり私達も同じ方向に向かいました。既に岩場に取り付いているグループと今から登ろうとする高齢のおじさん。付き添いのおばさんに「ビレイされるのですか?」と聞くと「見るだけ」との事。危ないなぁ・・・一人で大丈夫かなぁ・・・ |
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おーい自転車担いで何処行きですか…魚屋道を有馬に向かっています |
食事中に見た荒地山にボルダー群 |
私達も左のコースを進みましたが、何としたことか迷い道に入ってしまいました。谷をひとつ間違えたらしく、途中から全く道がありません。上を通る魚屋道から人の声がしているので大きくずれてはいないと思います。藪漕ぎすれば簡単に魚屋道に出るのですが今回はのんびりコースなので、登山道を探して行っては戻り、戻っては行きを繰り返しました。「六甲で迷うってこういう事か」時間がまだ早いので焦りはありませんでしたが日暮れ時ならばきっと慌てるだろうなぁ。
やっと魚屋道にでました。11時を少し過ぎています。大きな岩場を利用して昼食にしました。またここにも猫が1匹来て餌を欲しそうにニャーニャーと泣いていました。かわいそうに思いレーションの雑魚をあげましたが、この行為がいけないのでしょうね、きっと。(わかってるって・・・・)
魚屋道はひっきりなしに人が途切れることなく、それぞれの目指す目的地に向けてダッシュで歩いています。「狭い日本そんなに急いでどこに行く」今は花も咲いておらず、新緑もなく枯れ枝ばかりなので急ぎ足も結構なのですがもっと山歩きを楽しんでもらいたいなぁと思いました。
昼食を終えて「打越峠」の看板の方向に進んで行きました。このコースにも人はいません。「混雑していると言うのにこのコースはラッキーだね」そう言いながら横池に目をやると大勢の人達が陽だまりでランチを楽しんでいました。横池に氷が張った年もありましたが今年は雪も氷もない様子です。 |