「北海道・でっかいどう ぐるっと廻って5058qの旅」
7月23日(水)
木下小屋(きのしたごや)は、北海道斜里郡斜里町の羅臼岳登山口にある山小屋です。
名前の由来は、昭和初期に知床連山の登山道を開拓した木下弥三吉翁の名前から採られています。
岩尾別温泉「ホテル地の涯」の上流部に隣接しています。地の涯の駐車場の右側の道路を歩いて2分の位置。車も入れます。
寝具や食事の提供はありませんので寝袋をご持参ください。水は豊富にあります。
登山に疲れた体を癒す温泉が楽しめます。営業期間は6〜9月(要問い合わせ)[1]。 (6月〜9月のみの営業)0152-24-2824
そろそろ休養日を取らねばと考えていた矢先、目覚めると雨が降っているため午前4時休養日と決めました。小屋の管理人さんから小屋前にひょっこり現れるヒグマの話や北海道の話を聞き、何度も温泉に入り、管理人さん秘蔵の「ウイスキー入りコーヒー」をご馳走になり、まったりとした時間を過ごしました。雨の日は室内の炊事場を使わせてもらえて登山者にはとても優しい小屋でした。
旧国鉄にお勤めだったオーナーさんのために友人が製作されたと言う、蒸気機関車のストーブは素敵でしたょ
木下小屋自慢の露天温泉掛け流しの湯
2日に一度は湯の花の掃除…オイラも手伝うぜい…邪魔なとするなよ
こちらは鍵つきの内風呂です こちらはたまにヒグマが覗きにくる露天風呂です
岩手山の近くにお住まいの、あけみさん コーヒーに…ちょっとドクドク
ここで同宿した岩手山山麓に住むと言う女性「あけみさん」と情報交換をし、フェイスブックでお友達となりました。

羅臼岳が終わったら、次は斜里岳に登りたいので登山口に小屋かテント場がないかお尋ねすると、管理人さんは斜里岳に知人がいるので電話をしてあげると言ってくださいました。地図で見ると「焼失に付き使用不可」となっており、宿泊施設がないため、車中泊を覚悟していたのですが地元の人の情報は大変貴重です。おかげで斜里岳への宿泊地は確保できました。
 木下小屋 (0152-24-2824・・・1泊2000円)
写真:JON  文:美智子姫