舞の森会
●10月24日(金)
私達関西支部は前夜から現地入りをして松山支部の山本幸男君と宿毛(すくも)にあるリゾートホテルで宿泊しました。その夜の重要会議の結果、松山支部は会員が少ないため関西支部と合併することに決まりました(笑)翌日は大堂海岸の見物や、姉妹との再会、実家への里帰りとそれぞれが有意義な時間を経て本番に挑みました。

宿毛湾の南に突き出た大月半島の南側海岸を大堂海岸と呼ぶ。半島の南側は岩が波により侵食された断崖が続く。断崖の岩石は花崗岩と水成岩で構成されている。白く見える岩石が花崗岩である。地殻変動の激しかった白亜紀に水成岩須崎層に裂け目が出来、そこに花崗岩の岩漿が噴き出した結果、現在の姿になった。 高さ120-130mの切り立った断崖はロッククライミングスポットとなっている。 植生はヤブツバキ、ウバメガシ、トベラなどの照葉樹林である。野生のニホンザルが棲息しており「お猿公園」がある。 展望台、観音岩、お万の滝などの観光スポットがある。
TOPに使っている観音岩は、高さ30mほどの花崗岩の岩で海から突き出た姿が観音菩薩に似ていることからこの名がついた。昔は沖を航行する船を照らしたと言う伝説がある。江戸時代初期の寛永15年(1638年)島原の乱鎮圧の慰問使であった雨ノ森九太夫が敵弾で負傷し船で帰途中に重態となった。一条の光を頼りに柏島に辿り着き、そこで息を引き取ったと伝えられている。この時の光が観音岩であったという。
映画 「釣りバカ日誌14」 大月(柏島)ロケの行われたところ
映画 「釣りバカ日誌14」 大月(柏島)ロケ地。映画「釣りバカ日誌14」の大月町柏島ロケは“ハマちゃん”役の西田敏行さんをはじめ、三國連太郎さんや高島礼子さん、三宅裕司さんなどの出演者に加え、約70名のスタッフが大月町入りしました。 旅館内のシーンや、旧柏島橋(かしわじまばし)を中心にその周辺でのロケが行われました。
写真・文:美智子姫