七曲りは思ったより短く感じたけど・・・しばらくはイヤ!」
梅雨の合間の曇り空を狙って27日、芦屋から有馬まで自主トレをしてきました。このコースは「ポチコース」と言ってもいいくらい、せっせと通っています。勿論今日はポチに先頭を担当して歩いてもらいました。さすが「ポチコース」だけの事はあってゴールまで「しんどい!」とは言いませんでした。それどころか一軒茶屋からの下りの東屋あたりからスピードアップし、のろま歩きの我々をあざ笑うかのような挑戦的な態度でした(待ってくれ〜!)
 高座谷を登る  イノシシくん  風吹岩
芦屋川駅から外国人の女性(30歳くらい)が前を歩いており、かと思うと立ち止まって休憩したり自由奔放な歩きを楽しんでいる様子でした。私達は第一堰堤から高座谷コースへ進み、彼女は中央稜コースを行きました。風吹岩に到着した頃にはすでに到着しておられて「コンニチハ」と挨拶を交わしました。私達も少し休憩をして雨ケ峠に向けて出発しました。分岐のところで彼女が私達に「Mt. Rokkosan ?」と聞かれたのにポチもジョンも
「Arima?」と聞き返しました。「ちゃうって!六甲山はどっちですかって聞いてるねんで」もう一度、六甲山かどうか尋ねると頷いたので指さし道標で教えて差し上げました。言葉のわからない日本で、しかも単独で山登りなんて勇気のいることだと感心せずにはいられませんでした。
大堰堤上の広場 一軒茶屋 紅葉谷への分岐
彼女はとても足が速いのですが、そのせいか休憩も少し進んではすぐ休憩を取っていました。雨ケ峠に行くまでに3度ほど追い抜いたり、追い抜かれたりしました。「あの速度では疲れるなぁ」山の歩きではなく、トレッキングの様で、案の定一軒茶屋への到着は、のろまな私達の方が先に到着していました。「まるで兎と亀みたいやね」

一軒茶屋では「かき氷」の旗がなびいており昼食を終えたら絶対食べようときめていたのですが持参した紅茶がシャーベット状で冷たくて甘くて美味しかったため(自画自賛せな・・ネ)今回はかき氷の出番はありませんでした。(また今度ね〜)有馬までは下り道につき、さほど時間もかからず体力も消耗せず快適に歩けました。体力低下にダメージを受けていたジョンでしたが負荷を減らすと快適に歩けることがわかりました。ちなみに今日は限りなく荷物を省略してのトレーニングを試み、結果としてあまり重い荷物は身体に悪いと言う結論に達しました。今回は限りなく荷物を軽くと言うテーマに合わせて小さなリュックを背負って行きました。芦屋から有馬に抜けるリュックとしては少し恥ずかしいほどの小さなリュックです。アルプスですれ違う時「おい、おいそんな小さなリュックで大丈夫か?」と心配になる種類のリュックを背負って歩いたのです。山で必要とする道具(カラビナ。シュリンゲ、救急用品、ツエルト、ヘッドランプ)の携帯をしなかったことが下山してみて恥ずかしいと反省したのかも知れません。
魚屋道の東屋で 瑞宝寺への分岐
有馬の町は平日にも関わらず海外からの観光客であふれていました。
温泉好きの私達が有馬に来て温泉に浸からないはずがありません「金の湯」ののれんをくぐりましたが待ち時間30分のため諦めて足湯に浸かって帰ろうと言うことになりました。ちょうど3人分のスペースが空いており、疲れた足をいたわりながら足湯を楽しみました。まるで桜島大根と牛蒡みたいな足を惜しげもなく人前にさらし、すっかり温泉に浸かった気分になれました。

有馬から西宮名塩までバスに乗りJRに乗り換えて海老江駅で降車したがる二人を制止し福島駅を通過、「好日○○前駅」で下車をし登山靴を買っちゃいました。しかるべき登山に向けて替えの登山靴としてちょっと張り込みました。もうこれで登山靴は「欲しがりません死ぬまでは!」登山靴の値段はポチに言わすと「目の玉が飛び出るほど」らしいのでいま飛び出ないように眼帯をしとります〜。

登山をする上に於いて登山靴は命を守ってくれる大切な保護具です。阪神淀川駅構内のベンチで新しい登山靴の箱をあけて履く前の手入れを済ませ自宅へと急ぎました。「夜に新しい靴を履いてはいけない」と母の遺言でしたので見るだけにして翌日から慣れるために外出時にはいつも履いて買い物に行こうと思っています。 
虫地獄に到着 鳥地獄の前で
  金泉の足湯 
有馬の外湯「金の湯」は、透明な源泉が鉄分を多く含んでおり、空気に触れると酸化して赤褐色になります。また海水の3倍の塩分を含んでいます。
金の湯の外には太閤泉が引かれた太閤の足湯と太閤の飲泉所もあります。
「限りなく小さな荷物」と言う課題で合羽と水と弁当のみを入れて芦屋から有馬まで歩きました。軽くてとても快適ではありましたが遭難時やけがの対応の出来る物は何も入っていません。恐ろしい出で立ちだと思いませんか(反省) 新しく買った登山靴は、履く前に防水スプレー
を、タップリ振りかけてから履きます。使用後は
専用のブラシで汚れを落としブラッシングします
「もう死ぬまで新しい靴は買いません〜!」
防水スプレーは靴の素材に合わせて買います
0 美智子姫:記0000