武奈ヶ岳は、滋賀県大津市にある、標高1214.4mの山で比良山地の最高峰であり琵琶湖国定公園の一部で、釈迦岳を最高峰とする北比良、同じく蓬莱山を中心とする南比良に対して、比良山地の北部を占める奥比良に位置しており、かつては山麓から山頂に比較的近い北比良峠までリフトやロープウェイで結ばれていて、スキー客や登山者などで賑わっていましたが、今では全て廃止されているため自分の足で往復しなければならない結構ハードな山となっています。武奈ヶ岳の名前は、中腹部にブナの木が多く生えていることに由来していると言われていて、頂上からは360度の展望を楽しむことができ、晴れた日には遠く、御嶽山や白山をも望むことができます。 |
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到着時間が午前8時と早いこともあり下りの登山者には出くわさず、後に続く登山者もまばらです。今日のリーダーは「kanさん」メンバーは[さっささん]「JON」「ひめ」で都合4人のパーティです。リーダーから、私がトップを歩くようにとの指示があり 「登りはツボ足の練習をします。アイゼンもスノーシューも履かずに行こう」 という事になりました。登りはじめの木立の中は溶けかけた雪が冷えて凍り、ズルッズルッと滑ります。 |
ほとんどの登山者は登山口でアイゼンを装着したり、急傾斜のややこしい所でアイゼンを出しています。
「ちょっと怖いけどこれくらいなら歩けるやろ」 リーダーの声に、躊躇することも無く登山者を交わしていきます。
雪の深いところでもよく絞まっていてズボッとは、はまらないのですがキックステップをきちんと踏まなければズルッと滑ります。 |