|
|
|
さあ行こうか |
わー上がれない |
どうにか上がった |
第1回目の蓬莱峡の講座では雪が舞っていましたが、今日は天気もよくポカポカと春めいておりジョンさんは半袖姿になっています。既にヘルメットの中は汗でビショビショに濡れています。トラ吉衛門さんは、蓬莱峡でマスターしたことは、きちんと学習しており、サラリと復習をした後は、新たな技術を習得することとなりました。私達が1年かけてマスターしたエイト結びは、完全とは言えないまでも、一人でセットでき、懸垂下降においてはスラリと伸びたなが〜い足のシルエットは、なかなかのもので下から見ていて「そうそう!その調子!」と思わず声をかけるほどでした。 |
|
トラ吉衛門さんが登った後から私も登って行くのですが、ビレイヤーの所に到着すると「姫そのまま登って上でセットして」と言われました。と言うことはリードせよと言うことなの?絶対できないよ〜と言いたいところをトラ吉衛門さんの手前ちょっと無理をして頑張ることにしました。リードはセカンドで登る何倍もの緊張感が体中に走ります。
手、足のホールドも必要以上に探し、ピンを見つけてヌンチャクを掛けると大きな安堵感が漂います。こんな緊張感の中リードしてくれているんだと言うことを痛感しました。トラ吉衛門さんの講習に同伴することで、私も色々学ぶことが多く、去年の沢登りでの脱臼からクライミングから遠ざかっていましたので感激も大きいです。 |
|
|
|
腹時計は、とっくに正午を回っているみたいで、正確な時間は午後1時30分を過ぎていました。必死で練習していると時間を忘れるみたいですね。懸垂下降で降りてから、遅めの昼食を取った後は、身体が重たくなったのか、腹が重いのか午後の登攀は、みんながあっちドタドタ、こっちドタドタと滑稽な姿となり、疲労困憊と悟り「終了〜」のゴングを鳴らすことになりました。
「過ぎたるは、なお、及ばざるが如し」にならぬよう第2回目の講習終了です。 |