中山最高峰から大峰山縦走記
今日は阪急電車山本駅に集合し、 朝の挨拶後ストレッチをし「イザ」出発です。
天気は4月初旬に逆戻りし肌寒く感じ、昨日の雨が少し残っていて、時々ポツリポツリと、背丈の高い分だけ、みんなより先に感じました。今にも降りそうな嫌な天気で雨の嫌いな自分にとって不安げでしたが何とか雨に遭うこともなく順調なスタートでした。
このコースは以前一度来たことがあり、中山頂上では、アドベンチャーさんと出会った記憶があります。たしか我々の後を追って一人で来られたと思います。若くて、足の速いアドベンチャーさんにあっと言う間に追いつかれた懐かしいコースです。
天気こそ少し不安であったが、今回は芦屋から有馬返し等を数回、自分なりにこなして来たので前回よりは自信を持っての参加です。
今日のリーダーは、くろねこさん。足取りもよく信じられない程の身のこなしいや足裁き
にはただただ脱帽です。
いつもトレーニングにこのコースを利用しているとか、やはり百戦錬磨のベテラン登山者、
おそれいりました。
途中で私だけ倒木で頭を打ち、おデコに傷が入っていました。あまりの暑さのため帽子を脱いでバンダナで歩いていたので傷になったのだとリーダーと姫に電車の中でアドバイスと言うか、お叱りを受けました。今後は山行中は帽子はきちんとかぶっておきます。
陰の声:帽子よりヘルメットのほうが良いですぞ。
つつじは少ないながらも私たちの目を楽しませてくれました。
イチローさんにも驚かされました。前回の時に比べると全然別人のようでした。
途中でギブアップすることなく、足取りも順調で見事に皆さんと一緒にゴール地点まで歩いておられました。つつじの時期は少しずれていましたが、人とすれ違うこともなく静かなコースで、ゴール近くには、参加者へのご褒美として「良く来てくれたね」と言わんばかりに、藤の花が美しく咲いて我々の訪れを待ってくれてました。
今まであんなに立派に咲き誇った藤の花は見たことがありません。皆さんもいい思い出になったことと思います。「武田尾の藤」は我が家の近くの
「野田藤」よりも、自然に咲いている分、数段綺麗に感じました。
旧福知山線廃線跡を辿りながらJR武田尾駅をめざします。
解散後、また「イタドリ、イタドリ」と騒ぎだし、足も疲れているはずなのに飛ぶように視界から消えてしまい、呆れて武田尾駅のベンチでリュックの守をして待つことにしました。しばらくすると、川向かいから手を振る姫の胸にはイタドリの束が、しっかりと抱かれていました。帰宅後、リュックの片づけや洗濯よりも先に、楽しげにイタドリの皮を剥く姿を見ていると「採るのはエエ加減にせぇ」と言った自分がちょっと無粋に思え反省をしました。
陰の声:そうそう その謙虚な心構えがこれからの生活を楽しくさせるのじゃぞ。
参加者の皆様、お疲れ様でした。pochi.

文:久田敏伸 記
 中山従走路の山本側の岩場
この岩場はハイカーにとって一番良いトレーニング場所だと思います。取り付きから最初の鉄塔まで まったく手を使わず岩を触らないで登っていきます。ザックの重さは10kgぐらいを背負います。足場を良く見ながらフィックスロープを張ってあるルートに逃げ込まないように岩場の中を歩きます。速度はゆっくりでいいです。一歩一歩確実に歩くことが求められます。これを休憩しながら5往復ぐらいできなければアルプスでの山行は厳しいものになります。
登りたい山と登れる山は違います。山は経験年数ではありません 勘違いなさらないようにしてください。
一度試してみてください。希望者があれば協力します。  JON

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