Yamatabi club mountain line record
Photo by Hideyuki KASHIMA000
参加者 15名 2010年最初のトレッキングは箕面の外院尾根を訪れた。このルートは車社会になる以前、山麓の町から勝尾寺への参詣道だった所。今此処を行き交うほとんどの人はハイカーであったりランナーであったり。町石に手を合わせながら歩く参拝者の姿を目にすることは無い。
よく整備された登山道には道標もあり道迷いすることは無いが、地形図に記されていないルートが無数にあるように感じる。カサコソと落ち葉を踏みしめる音を心地よく感じながらゆっくりと進んでいく。
このルートは、樹林帯を縫うように登山道が延びているため、総体的に見晴らしが良くないが、所々で木立の間から垣間見る北摂の町並みは美しかった。このルートの最高点に達する頃になると、勝尾寺の梵鐘の音が木立の中から響いてくる。ここはもう勝尾寺の境内、登山道は石畳に変わり周りの小さな雑木は刈り込まれ美しく整地されている。
天  候 快晴
歩行距離 11.5km
山行時間 約6時間
累積標高+ 940m   
累積標高− 882m   
体力度 ☆☆☆★★
技術度 ☆☆☆☆★  
ここからは石段を駆け下りていく。スピーカーを通した声明が耳に届きやがて勝尾寺の門前に着く。 
勝尾寺園地で昼食を摂った後、自然研究路4号線に向かって急激に登っていく、食後の身体には少々きつく感じるが淡々と登ってく。本来、山で食事を摂ろうと言うほうが間違いかもしれない。会の目的からすれば、行動食でこなしていくのが最善なのだが、最近近くの山では昼食タイムをとっている、「歩けの会」の名残かもしれない。

自然研究路4号線はほとんどが水平道、開成王子墓所や円形方位盤を過ぎるとビジターセンターを目指して下降していく、落ち葉の積もった下りの道は時々滑る。まあそれも登山だ。

ビジターセンターから再び上り返していく。右下に箕面ダムを見ながら登っていく。参加者の間に多少疲れが見えてくる。午後のリードのアドベンチャーさんが抑えてくれているため歩行速度はゆっくりだ。このぶんだと脱落者はないだろう。

雨月茶屋から側道をとおり滝道へと降りる。ゴールの箕面温泉はもうすぐだ。
JON記
オリオンツアー情報・標高差の表示とルートの軌跡

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