比良山系 蓬莱山
平成19年最初のスノーシュートレッキングのフィールドは滋賀県琵琶湖西部の「びわ湖バレイスキー場」から稜線を南下し小女郎池を目指すルート。
下山は小女郎峠〜小女郎谷〜薬師ノ滝〜JR湖西線・蓬莱駅。

びわ湖バレイアルプスゴンドラに乗って雲上の世界を目指します ゴンドラを降りればそこは別天地。スキー客を尻目に蓬莱山を目指します。
ゴンドラ駅から少し笹平に下ったところでスノーシューを装着します。
いよいよ出発です。
このコースは比良の縦走コースの中で最も景色のよいコースです。
琵琶湖や京都北山の峰峰そして鈴鹿山系を望みながらのトレッキングです。
間もなく蓬莱山の山頂です。野仏が多いのもこのルートの特徴です。 急がずのんびり歩きます
琵琶湖大橋も見えました。 蓬莱山の山頂です。
伊吹山や霊仙岳は雲の向こうでした。
蓬莱山の山頂 釈迦岳の向こうに白山連峰がくっきりと浮かんでいました。
蓬莱山の南斜面、例年だとあたり一面真っ白な山なのですが、今年は雪が少なく楽しさ半減でした。 雑木林の中の歩行も楽しいものです。つぼ足では埋まりすぎるし、スキーでは曲がらないし、スノーシューならではの楽しみです。
小女郎池は凍っていて真っ白です。 温かいせいか岸に近いところは氷がゆるんでいました。
足跡から水が…びっくり
下山は小女郎峠〜小女郎谷を下ります。 傾斜のきついところではロープを張ったり、テープシュリンゲで確保して安全に通過します。
杉林,。例年ならこの辺りも雪で真っ白。木立に中の歩行を楽しめるのですが今年はまったく雪が無くガッカリです。スノーシューを外しホッと一息。もうすぐ登山口です。 登山道を終えるとアスファルトの長い林道歩きが続きます。どうにか八屋戸の町まで下りてきました。
JR湖西線の蓬莱駅はもうすぐです。

スキー場ーのゲレンデ横からスノーシューを履き、左に琵琶湖を見下ろして蓬莱山頂に向かって歩きだした。積雪60cm、どんよりと曇ってはいるが寒くはない。以外にスキーヤー、ボーダーが少ない。20分も歩くと体も熱くなった。シャーベット状の雪が凍った感じで新雪ほどではないがやはり雪はいい。爽快だ。40分ほどで蓬莱山頂上に着く。360度の眺望で遠くに雪の白山が見える。小女郎池方面の視界は良く、池もルートもよく見える。しかしルートは無視してつつじの林を歩く。小女郎池は凍りついていた。ここで昼食をとり、下山は蓬莱駅を目指すが雪と岩の急斜面で結構てこずった。4時間近い下りの後、駅近くで後ろを振り返るとよくぞあそからの感慨に浸る。

写真提供・文 サスケ