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近江高島駅前のガリバー像です。 |
「滋賀県地方は大雨、雷雨注意報」を知りながら8月1日、沢登りのために滋賀県比良地方に行くことにしました。 現地まで行き、水量が多ければ京都大原にある金比羅山にクライミングに行こうと言う2本立ての用意をしてサスケ号のお迎えを受けました。オリオン号とは現地のガリバー村で合流予定です。午前7時過ぎ、此花を出発し名神に乗りました。途中でオリオン号とは携帯電話で連絡を取りながら、湖西道路を出たところでオリオン号を待つことにしました。オリオン号は前を走る自衛隊のトラックを追い越すことができなかったため、少し時間差がありました。水量を確認するためにガリバー村分岐を更に畑集落方向へ進み、鴨川の水量を確認しましたが、たいしたことはなさそうなので「沢レンジャー」部隊は予定通り、八淵の滝登りを楽しむことにしました。 |
全員の沢靴が揃ったところで沢靴の記念写真をパチッ! |
去年来たときは、ガリバー村の入口のゲートで駐車代を徴収していたのですが、今年は登山と沢登りについては無料とのことで指定の場所に駐車をし、2台が合流することができました。朝の挨拶を済ませ、沢靴、スパッツ、ハーネス等を装着し沢登りの入り口までゆっくりと歩いていきました。先客が一組ありましたが途中で出合うことはありませんでした。 |
ガリバー旅行村を尻目に | どんどん進みます | 道も細くなり | 入渓地点に到着 |
水量は少し多目です | 初めての人も積極的に | 水流に負けながら進みます | 小さな岩登りみたいなもんです |
「まず、手と足を濡らして水に慣らして〜」のリーダーの指示で水の中へ。「つ〜め〜た〜ッ!」と声をあげながらも、子供みたいにキャーキャー言いながらも、一度水に濡れてしまえば平気です。 少し雨が降ってきた様ですが、へっちゃら、へっちゃら。 滑らぬ様に、滝があれば小さくても滝登りを楽しみます。しばらく登っていくと「魚止の滝」に出ました。 6メートルほどあるでしょうか。この滝は去年初めての沢レンジャー部隊員となったとき、いきなり滝壺の中を泳ぐように岩に取り付いた思い出があります。 この魚止の滝こそ60歳を過ぎてから「沢登りは楽しい」と体験させてくれた滝です。 水量は多いものの「登るか?」のリーダーの声に「ハイ」と即回答しました。おっかないと思う人は滝を巻いて安全コースを登ります。 ロープをかけてもらい安全対策を忘れることはありません。 |
サスケ先生と姫だけが体験かと思いきや、何とあと3人が順番待ちをしているではありませんか「大胆〜!」とリーダーが感じたそうですが、楽々と登ってきました。その後は鎖場を高巻きしたり障子の滝登りを楽しんでいるうちに、大粒の雨と雷が鳴ってきました。水量も多くなり、水の音が違ってきました。「やばい。早く抜けないと出れなくなるぞ」屏風ノ滝を本日の最後の滝登りと決め下山することにしました。 何と2回も挑戦した人もいました。私は滝壺の真ん中まで行き「おしっこ」タイムです(笑)サスケ先生に見つかりシャッターを押されたのにはドキッとしましたがバレるはずがありません。偶然です。 |
大摺鉢と貴船の滝を見学して早々に登山道を下山することにしました。途中までではありましたが堪能できたのではないでしょうか。雨と雷で参加者全員が危険を把握しました。登山道は滝の様に水が流れていますが沢靴を履いているので苦にはなりません。1時間もしないうちに、ガリバー村の建物が見えてきました。雨も上がりキャンプ場のテーブルと椅子を黙って借りてお弁当を広げました。いつもの昼食は、てんでばらばら自由に座るのですが今日は、ひとつのテーブルにみんな仲良く座り、美味しく頂きました。 |
本日は貴船の滝でおしまいです |
車に戻り「比良とぴあ」で温泉入浴をし、休憩室でミーティングとなりました。赤木沢の打ち合わせも含み実のあるミーティングを済ませ、2台の車はここでお別れをすることになりました。サスケ先生が「姫、帰りは運転してみますか?」ご自分の大切な車を私に運転を任すとおっしゃるのです。赤木沢に向けての運転トレーニングも含んでおられる様子で、遠慮をせずに運転をさせて頂くことになりました。
「では明日の還暦パーティで再会しましょう」と手を振り、後ろの車を気にすることはなく、前の車を気にすることなく、お互いの車は大阪へ向けて走り始めました。 「あっ!」そう叫んだときには既に事遅しで、車は高速道路に乗りきれず、国道を走っていました。バックミラーで後ろを見ると、何とオリオン号も同じ方向に走ってくるではありませんか。「し〜らないっと!。解散した後だもんね、私には責任ないよ〜」と言いながら何とか軌道修正をし、無事高速道路に乗ることができました。「前の車トロトロ走りすぎ〜」「モタモタしてはよ〜入りよ〜」と独り言をいいながら、自分では快適にハンドルを握っていました。サスケ先生が「うららと姫とを前に乗せたらおもろいやろね」どうも、うららちゃんも私も車に乗ると性格が変わるみたい〜 少しの渋滞はあったものの午後5時過ぎには大阪に戻ることができました。沢登りも運転も、めっちゃ楽しかったです。 |
文;美智子姫0写真協力;鹿島秀元0000 |
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