2010 　やまたび倶楽部　　古希の会
2010.7.25　此花区高見「ラウンジ志な川」にて
我が倶楽部の恒例行事「還暦＆古希の会」の日がやってきました。最近は、もうすでに還暦をすぎて古希に突入する人が増えてきた中で７月２５日、賑やかに「古希の会パーティ」が開催されました。店の予約に行った時「えっ？１１人？去年は２０人ほどいてたのに～！」とスナックのママ。売り上げ的には、この人数では休日を返上してまで営業するメリットはないものの、自分も楽しむことができるからと好意的に借り切ることができました。人数こそ去年の半分でありましたが、みんなの顔は輝き、とても、とても古希を迎える人たちの集いとは感じることができませんでした（アドヘンチャーさんはただ一人の若者で還暦にはまだ１０年あるそうです。１０年先に我々が祝ってあげられるほど、元気で生きていられるかどうか不明のため、遠慮せず歳を追い越してや～！）
１年ぶりという了子ちゃん夫婦も、手料理を提げて駆けつけてくれました。ボランティアがご多忙のマダム淳ちゃんは冷菓をおみやげにことづけて下さいました。イチローちゃんも胸のポケットには「隠し芸」用の扇が差さっており、気合いが入っていることを証明してくれました。同期生のサスケ先生夫婦が欠席で寂しがってはいけないと、私たち美女が取り巻き花を添えました。席に着くまでに挨拶が長引き、多くの時間を費やしてしまい、まあ何はともあれ座ってくれ～との合図で「忠千代＆喜久ちゃんの古希を祝う宴」がリーダーの乾杯の発声とともに幕開けとなりました。
どのくらい時間が経過したかわかりませんが、姫が第二部突入の合図に,姫が「・・・・」の歌を歌い始めましたがどんな歌だったか覚えていないほど印象の薄い歌でした。アルコールが入ると外気温と同じくバロメーターは大きく上昇し、中味の濃い、親睦の大輪の花を満開に咲かすことができました。近況報告をする者や病気の話、海外旅行の話など話題は豊富で、ご馳走も、ビールもどんどん、まるで超高速のエレベーターに乗ったかのごとく、喉の奥に吸い込まれていく様子でした。
今日は「役者サスケ」先生が欠席のため衣装の持ち込みはありません。（ママが寂しがっていましたよ！）さぁそれから堰を切ったように、自主的に思わぬメンバーでカラオケが盛り上がりました。あとはジョンが適当に歌を入れそれに合わせてみんなで大合唱と言う一幕もありました。しばらくしてカラオケに強制ストップをかけイチローちゃんが「音痴だけどマイク持ったら離さない～３時の終了まで歌うぞ～！」と気合いが入って隠し芸的な歌を披露してくれました。
♪まぁるいたまごも　切りようじゃ四角　物も言いようじゃ角がたつ～♪
（ええど～ええど～アンコール～）

このアンコールのかけ声をかけたばっかりに軍歌メドレーが始まり、ほんまに３時まで歌うかも知れないということで強制終了のためにカラオケ再スタートをするなど終始笑いのたえない共通の時間を持つことができました。むつかしい話もいいけど、たまには、こうして馬鹿騒ぎも必要ですよね。そしてイチローちゃんはじつはお茶のお師匠さんであることをみんなに披露し、いつか山で野点をしてあげると約束をしてもらいました。（が、しかし、butかなり酔いが廻っていたので記憶にないかも知れませんよ）。喜久ちゃんも赤ペラでの「天満の子守歌」は昔、姑さんが自分の息子に子守歌として歌っていたとエピソードを話してくれたりして、やっぱ唱歌はいいよねと言うことになり、次の出番は急遽結成した「ザ・南京豆」による荒城の月、ど演歌の股旅物シリーズ、しっとりと高橋真理子メドレー、単身赴任先で多くの女性ファンを泣かしたであろう裕次郎シリーズなど満遍なく「よっしゃあ！一丁歌ったろか～」の円満ムードで時間を忘れるほどでした。
写真が少ないのが残念…鹿島さんがいないと老いぼれジョンのカメラワークでは役に立たんぞー
姫とベガさんの漫才おもろかったか、おもろなかったなあ。
ナヌあれはコーラスやてか？どう聞いてもあの「荒城の月」と「はな」は漫才にしか聞こえんかったなあ。
そらあ、あの漫才では笑えんわなあ…みんなシーンとして褪めて聞いとったでー
ナヌ…コーラスに聞き惚れとったてか
そーかー。
でも旨かったなあ…抜土のへしこ…あの残りどこにいったんや
歌い放題、食べ放題、飲み放題、しゃべり放題、騒ぎ放題の時間はアッという間にすぎてしまいママの「明日の朝まで騒いでていいよ」の声にも体力に限界があるため３時３０分を境にイチローちゃんに「大阪締め」をしてもらい楽しい宴会の幕を閉じることになりました。店を出ると熱中症で倒れはしまいかと思うほどの暑さの中、ポチの見送隊長とともに阪神電車「淀川駅」へとみなさんの後ろ姿を店の前で見送ることにしました。イチローちゃんは天神祭に行くと張り切っていましたが、無事家路につけたのでしょうか。。。
予告編
※次回の還暦の会はアドベンチャーさんですよー…今日はちょっとリハーサル。
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文：久田美智子
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