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『3000回目は(1000回は平成18年3月達成)、たぶん3年先、ざっと65歳をめどに 「楽しい登山物語」 で話の花を咲かせることができたら、こんな幸せな事はないのではないかと思っています。まず足腰、そして頭を老わすことなく、日々活気的に生きていけたらと思っています。』 と2000回の巻末は結んでいました。
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「姫のおうち」3000回記念書き込み | |||
平成24年10月5日。 おかげさまで「姫のおうち」の書き込みが3000回を迎えることが出来ました。これもひとえに「姫のおうち」を訪問して下さる皆様のご支援あっての達成と心から感謝申し上げます。 自分自身、1日のうちに何度も開いて閉じてはいますがカウント数はあくまでも「同機種パソコンから同日、1カウント」の総合カウント設定をしています。 |
その総合カウントも56400カウントを迎えています。 上の写真は2000回目の書き込みが終わって最初のトレッキング「京都トレイル・第6回・清滝〜苔寺」の時の集合写真です。思い返せば2009年12月1日に2000回を迎え、あれから早3年が来ようとしています。第1回目の書き込みが53歳の時ですから11年が経過したことになります。団体で歩くウオーキングは卒業し、登山を目的とする里山歩き、岩登り、沢登りと貴重な体験をしてきました。勿論、仲間がいて、師匠がいて、家族の理解があってこその登山人生であったと思っています。 |
近年では行きたい山を自分で探し、計画書を書き、自分の体力に見合っているかどうか師匠の意見を聞きながら安全登山を目指しています。私は体力も年相応に衰えてきつつありますがまだ大丈夫です!。なぜならば仲間たちも同じように体力低下が目立ち一緒に衰えて来つつあるのです(笑)体力の同じ者同士が山行グループを組むことが無理のない山行だと思うようになりました。 今までは自分の体力に過信していた部分がありましたが、最近膝を痛めてから気弱になったというか「何が何でも行きたい」から「行けるなら行こう」に変わりあまり貪欲ではなくなりました。加齢に伴いこれでいいのです。 |
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大峰奥駈道のゴール・熊野川渡渉 |
毎年「どうしても行きたい山」を目標にしてトレーニングを積みました。2010年は「世界遺産・屋久島の名峰」を登り「東北の山めぐり&羽黒山」、「錦秋の常念岳登山」、近郊では高島トレイルのロングコースの制覇、2011年は「紀伊山地の霊場と参詣道・大峯奥駈道」「八ヶ岳・赤岳登山」、「アルプス縦走・立山室堂〜新穂高温泉」「後立山連峰縦走 爺ケ岳・鹿島槍・五竜岳・唐松岳」、 | |||
根石岳のコルで野口健さんと出会う | 八峰キレットを通過 | ||
2012年は「草津白根山・四阿山&根子岳・浅間山」。八方尾根をあがって唐松岳〜「不帰の嶮」〜白馬三山白馬大池〜栂池へ縦走と、嬉しいことに目標はすべてクリアーしています。 |
2011年11月には故郷高知の恩師との悲しい別れもありました。 2011年12月には浜口淳ちゃんという山仲間が突然他界されました。その2週間前は皆生温泉で楽しい時間を過ごしたばかりでしたのに信じられない気持ちで、ご自宅に駆けつけ淳ちゃんとお別れをしてきました。傷心のよし枝ちゃんと在りし日の淳ちゃんとの思い出を語りました。 アルプスへ出かける合間を縫って、新しい仲間とクライミングの体験講座も精力的に実施しました。新しい仲間に安全登山をしてもらいたいと思う心と自分自身のトレーニングのつもりで楽しく岩場を駆け巡りました。 |
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在りし日の淳ちゃんとゲゲゲの鬼太郎館を訪れる |
残念なことに2012年5月の例会「播磨アルプス桶居山・鷹巣山」を最後に、長く続いた「やまたび倶楽部」を休会することに致しました。参加者の加齢による体力低下や、参加者の個人山行が増えて例会への出席者が激減したことが休会の主たる理由です。 ←鳥海山山頂にて 屋久島の宮之浦岳→ |
「もう教えることは、ほぼ教えた。あとは個人で山を楽しんでくれればいい」そんな思いと、時を同じくしてリーダーの体調不良も休会へと拍車をかけました。今後は、山行計画をした、その都度、ホームページで呼びかけをして、ご一緒できれば旧交を温めたいと考えて今日に至っております。 |
浅間山 | 黒部川奥ノ廊下 | 50年目 初の同窓会 |
アイゼントレーニング中 | 岩場の懸垂下降訓練 | ヒマラヤガイド「ビシャール氏」と |
不帰ノ嶮 | やまたび倶楽部最後の例会「播磨アルプス」 |
今年は新しい体験もしました。昨年登った奥秩父の山、金峰山と瑞牆山の分岐点にある富士見平小屋のお手伝いに出かけました。小屋の中に棚を吊ったり、トイレ棟の塗装、登山道の整備、水場の保全、テーブルの製作や看板の取り付けなど楽しくお手伝いさせていただきました。富士見平小屋と小屋のあるじが、NHK「小さな旅」輝く岩峰 山梨県・瑞牆山で紹介された記念に小屋前でグッズの販売をしました。これは思ったより売れてとても良い思い出になりました。 | ||
3000回の記念のご褒美としてネパール・ヒマラヤに行くことに致しました。 日程は10月20日に出発してバンコクからカトマンズ、ルクラ、モンゾナムチェバザール、ナムチェ、クムジュンここで高度順応をした後プンティンガ、タンボチェ、ディンボチェ、ナガルチャンで再び高度順応を終え、チュクン、アイランドピークベースキャンプに入り、ハイキャンプを経て11月2日にアイランドピーク(6,190b)に挑戦することにしています。 |
EVEREST HIMALAYAN RENGE カラパタール 5545mより望む (左奥の黒い山がエベレスト)8850m |
アイランドピーク登攀成功のおりにはベースキャンプを経てパンボチェ、パクディン、ルクラを経てカトマンズ発13時50分→バンコク着18時25分→バンコク発23時15分→11月12日(月曜日)関西空港午前6時25分到着の予定です。 高度障害の問題に不安がないと言えば嘘になりますが行けるところまで行ってみようと思っています。 初めての外国・・・3000回にふさわしく未知の世界への羽ばたきを楽しみにしているのであります。 |
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(3000回記念寄稿) |
JONの感想 | |||
3000回おめでとう。 常々「ホームページは生き物なので立ち上げたからには日々情報を提供し続けることが大切」 と制作時に言いましたが、その言いつけを守り、ほぼ毎日書き込み、更新し続けました。その努力には頭が下がる思いです。 全ての人が心地よく読まれたとは思いませんが、多くの方々に情報を与え共感を頂いたのではないでしょうか。 4000回、5000回と続いていくことを祈っています。 |