やまたび倶楽部 伝言板 下見情報 愛宕山
 
愛宕山登山の下見をしてきました
2009.05.11
6月21日(日)実施の夏山トレーニングD   阪急嵐山線 嵐山駅 9時集合の下見に行ってきました。梅雨に入り前日はドシャ降りではありましたが11日(木曜日)は曇りのち晴れの予報を信じて阪急電車「桂駅」乗り換え、嵐山駅に到着しました。渡月橋を渡ると「美空ひばり館」が建っています。早朝のためまだ締まっていましたが後ろ髪引かれる思いで「清滝行き」のバスに乗りました。(行きたかったなぁ!) 【JON:後ろ髪ひかれるやなくて 『みだれ髪』 ちゃうんか】
バスの終点「清滝」をスタートすると懐かしい「京トレ北山94番」の看板を見つけました。秋にはここら辺までやってくるのですね。「愛宕山登山入り口」の大きな看板を横目に「丹波散策の道」を歩き始めることにしました。登山口はいきなり長い階段の様なので帰り道に利用することにして杉の木立と川のせせらぎを聞きながら標高924メートルの愛宕山を目指します。 愛宕山は、京都市の北西にあり、山頂には、
『お伊勢さんへ七度、熊野へ三度、愛宕さんへは月参り』
と歌われている、火伏の神様として信仰を集めている愛宕神社があります。
 30分も歩くと空也瀧入り口の看板があり往復20分の道のりにつきマイナスイオンを吸いに瀧見物もしようと言うことになりました。なかなか有名な瀧の様で行者修行にも使用されている神聖な場所の雰囲気がありました。
ふたたび月輪寺方面に足を向け、ただひたすら登り坂ばかりを約1時間進むと月輪寺に到着します。途中「つらくとも こらえて登れ皆の衆 大師聖人にあうと思えば」の標語に元気をもらいます。
月輪寺には明智光秀がお手植えしたという巨大な天然記念物の石楠花の木があり花の頃に訪れたかったと少々残念に思いました。12時には愛宕神社に到着です。
頂上は愛宕神社の中にあるため神殿をお詣りすることによって頂上制覇ということになります。
三角点は別の場所にありましたが崩落しかけていて立ち入り禁止のロープがしてありました。

広場で昼食、雨の場合は「登山者休憩所」を使わせていただきましょう。午後からの復路は下りばかりです。必ずストックをご持参下さい。大杉大神を過ぎると5合目休憩所がありますので、ここで休憩をして、あとは一気に清滝バス停まで下っていきます。バスの便もよく早い時間に嵐山まで帰れると思います。
 
絶好のトレーニングコースです。今まで参加出来なかった人はぜひ「愛宕山コース」もしくは「箕面コース」にご参加下さい。きっと夏山への自信につながると思います。愛宕山は3時間で頂上を踏むことができます。あわてず急がす自分の体力を測るのに最適なお勧めコースです。
 
下り道で中年のおじさんがエッチラオッチラ今にも倒れそうに歩いているのに道を譲ろうとしません。それどころか私達がお助け水のあるあたりで休憩をするとノロノロと歩き、私達が歩き出すとまた速度をあげて行きます。きっと、いっぱいいっぱいの体力だけれども譲ることによって自分の体力の無さを知られてしまうことが嫌だつたようです。少し威嚇しながら(笑)降りてきました。
文:美智子姫

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