上信越&北関東の日本100名山を辿って  第7日目慰労会 大湯温泉・友家ホテル 6月14日 日曜日・晴れ)
雨飾山・苗場山・奥白根山・男体山・武尊山・皇海山
道の駅「白沢」を出発し国道120号、日本ロマンチック街道沼田インター口から、関越道に入り北上します。長ーい谷川岳を縦断する関越トンネルを抜けると越後湯沢、川端康成の『雪国』で世界的に有名になったところです。さらに走り、小出インターで降りて国道362号樹海ラインに乗り換え東に走り奥只見シルバーラインを左に分けて樹海ラインをそのまま走ると間もなく大湯温泉です。ここがTOMO&RIJYUの用意してくれた今夜のお宿です。
大湯温泉 友家ホテルに到着 
美味しい夕食のひと時でした
友家ホテルURL   http://www.tomoyahotel.com/ 
次の日八海山に上る予定でしたが、朝から大雨、9時ごろには上がったのですが山には濃霧がかかっているようでしたので断念
さようなら、またどこかの山でお目にかかりましょう
大湯温泉郷・友家ホテルで1週間ぶりに布団の上で眠らせて頂きました。朝湯に浸かり、豪華な朝食をゆっくりといただきました。少し雨模様のため予定していた八海山は中止することになりました。もともと体力が残っていたらと言う予定でしたので残念無念さはありません。チェックアウトまでの時間を利用してロープワークをしました。トモちゃんはとにかく熱心です。ロープが正しく使えれば登山の幅が広がります。ガンバレトモちゃん!。豪華な「お・も・て・な・し」を受け、いよいよお別れのときがやってきました。またどこかの未踏の百名山を一緒に登りましょうと約束をし友家ホテル前で記念写真を撮りお別れすることにしました。ありがとう!
   「教訓」
① 山は標高で判断してはならない
② 山と高原地図に「テント場有」と書いてあっても営業有無の確認が必要
③ 「道の駅利用あるいは高速パーキングの利用」が好ましい。トイレもきれいだし人の出入りが絶えずあり危険性が少ない。
④ 着替えは1日分まとめて携行(靴下、パンツ、タオル、シャツ等々)
⑤ 自炊の場合の水タンクは自宅から水を満タンにして行く。途中で新鮮な水があれば入れ替えればよい。
   「ひめの感想」
梅雨の真っ只中の計画で、雨に遭っても仕方がないと思っていましたが幸いにも雨らしい雨に遭わずに済みました。「山は天気に限る」を満喫しました。雪が無かったのは皇海山だけであとの5座は残雪に苦しみました。若いカップルとの山行も楽しい思いでとなりました。毎日下山後は温泉の浸かり、道の駅で宿泊し登山口へ向かう。さすがに5座目の武尊山を制覇した後は「休みたい」と思いました。6座を予定通り終えた今は、相棒に感謝し自分をも、「よく頑張ったね」と褒めてやりたいです。頂上を目の前にしたあの瞬間は苦しさを忘れさせてくれます。
最後に山行の無事を願ってくれていた岳友や家族にも感謝したいと思います。
   「ジョンの感想」
長期遠征は年々堪えてきました。
今回は6座のうちの2座は若いTOMO&RIJYUチームに助けてもらいました。毎日上り下りを繰り返すわけですから、体力は温存しなければなりません。山行中は休憩は少なく、歩行速度をゆっくり歩くことを心掛けました。歩行時間は早い人と比較すると1.3~1.5倍はかかっていると思います。これも山行スタイルの一つです。山頂近くにテント場か営業小屋があると良いのですが2000mクラスの山では避難小屋ぐらいしか無く、それも数少ないのが実情です。
100名山登頂もあと17座、10回ほど遠征すれば完結するかもしれませんが、体力との相談もありますのでなかなか難しいですね。
まあもう少し頑張ってみましょうか。
文:美智子姫