「贅沢な悩みなんですが・・・お天気が良すぎて日焼けしちゃいました〜
auさん!もうちょっと頑張らにゃアルプス界隈じゃDoCoMoさんに負けてるぜぇ!
 
●第2日目 8月23日(木)  唐松岳頂上山荘〜唐松岳〜不帰ノ嶮〜天狗の大下り〜天狗山荘
唐松山荘の上にあるヘリポートでご来光が見られると言う情報を得て午前5時10分、ご来光を見るためにヘリポートで待機することにしました。すでに暗闇の中、不帰ノ嶮へ出発した方達もいます。
唐松岳山頂でご来光を眺めてから出発だそうです。長野県の中学生たち120人もやってきました。防寒用に合羽をきているのですが4〜5人はビニール合羽を着用しています。この間、遭難事故があったばかりだと言うのに改善されていない様です。これは学校側だけではなく保護者たちにも改善をしてもらわなければなりません。 
神々しい光とともに太陽が昇ってきました。神秘的な一瞬です。寒さもさほど気にならず記念撮影のあと朝食を頂きました。
 いままでは朝食は弁当を作ってもらい山行途中で食べていましたがロングコースだと弁当箱のゴミを持ち歩くのも不衛生なため、最近では小屋で朝食を済ませてから出発するようにしています。 
  
タイムスケジュール
06:35 唐松岳頂上山荘着
06:55 唐松岳山頂 
07:00
08:00 不帰U峰南峰
08:15
08:30 不帰U峰北峰
10:17 不帰T峰
10:35
12:33  天狗の大下り(登り返し)
13:30   天狗の頭
13:40 
13:50  天狗原
14:00   天狗山荘
きれいやなあ もう少し見ときたいなあ  寒いなあ 小屋の中に入りたいなあ…どないしたいねん!
朝食後、スワミベルトを付け、ヘルメット、カラビナ、シュリンゲを装着し午前6時35分小屋を出発し唐松山頂に向かいます。わずか20分で山頂到着です。唐松岳(2696.4b)は、飛騨山脈の後立山連峰にある山で長野県と富山県の県境に位置し、登頂にあたっては比較的リフト等を利用するためアプローチ時間も短く、途中に難所もないため初級者に人気がある山で長野県内の中学生が授業の一環として行う「集団登山」が有名です。登山口となる八方池付近などからは白馬岳、杓子岳、鑓ヶ岳の白馬三山が望めて池に写った「逆さ白馬三山」も美しいそうです。
山頂からの360度大パノラマを楽しんだ後、いよいよ不帰ノ嶮へ突入です。ミーティングで危険度が半端でないことや真剣に一歩一歩を前進することを説明しました。不帰ノ嶮は、大きく3つの峰から構成されており、唐松岳側から「V、U・T」の順番で名前が付いています。その峰の中で最も大きいのは「U峰」で更に「U峰」には北峰と南峰の名前が付いています。この3つの峰の最も危険な箇所が「T峰」を登り、下ってから始ると言われています。こわがっていては時間ばかりかかり危険に冒される率も大きくなるためスムーズな歩行が必要となってきます。
岩場では3点支持を確実に行います。…エイッヤッ気合もろとも通過していくのはダメです
もし滑落したら命の保障の無いようなところではラビットノットでカラビナの掛け替えをして安全に通過します
 怖がらず 腰を引かず 姿勢を崩さず ゆっくり確実に バランス良く
 
 剱岳もくっきり
 
バランスを崩さないように歩くことが安全通過の条件となります。対向者がいないのが救いです。みんな上手に「うさぎの耳」を利用して難所を通過できました。快挙です。「やったね!」振り返るといま下った岩肌が恐ろしくそそり立っていました。「え〜っあそこを降りてきたのですか?信じられない〜っ!」踏み外すと「不帰の人」となってしまいます。不帰T峰で初めて対向者と出合いました。「4人通過するまで待っていただけますか?」と言うと「いいですよ」と優しい笑顔で4人が降りてくるのを見守って下さいました。懇ろに礼を告げ天狗の大下り(唐松岳側から行くと大登り)に向けて軽やかに進んで行きます。
不帰ノキレットから天狗の大下りを登り返して行きます
着いたよ着いたよ 長かったなあ しんどかったなあ さあ小屋に着いたら呑むぞ呑むぞ 
本当に着いたよ今日はもう歩かなくても良いよ…呑んで呑んでいくらでも自前で呑んで…明日歩けなかったら2〜3日 泊まっていこう
軽やかには多分ここまでであとは長くてきつくてつらい天狗の大下りをよじ登るが如く延々と登っていくのです。まるで浅間山(前掛山)、富士山にもよく似た山容で、誰しもが無口になりました。ひたすら登り切り先を行く若者2人が「天狗の頭に着きました〜!」下で喘ぐ中高年グループに向けて声がかかりました。「ちゃうちゃう!まだ先やと思うよ〜」登りつめてみると、やはり看板もなくまだまだ先の様でした。不帰のT峰から3時間やっと天狗の頭(天狗岳2812.0b)に到着です。不帰キレットはいつの間にか通過した気分です。ながかった〜そしてきつかった〜。天狗原あたりから高山植物が豊富に目立ち始めました。「天狗山荘まであと300b」という看板を見つけました。元気回復です。丁度すり鉢の底にあたる位置にある天狗山荘は湧水も豊富で食事は名物「天狗鍋」も美味しく素麺のお汁も家庭的で美味しかったです。ここでも「不帰ノ嶮無事通過」を祝して生ビールで乾杯しました。
天狗山荘でご一緒しましたAkitakenkenさん、ご無事に不帰ノ嶮を踏破されたようですね。
またどこかの山でお目にかかれるのを楽しみにしています。

本日の歩行時間は5時間20分(標準時間)  本日かかった時間は7時間25分でした。                (天狗山荘泊)
(みんなの感想)
●オリオンさん
昨日はバテましたが今日は余裕がありました。景色も楽しめて、華の写真も撮れて満足しています。「不帰ノ嶮」は、去年八峰キレットを体験していましたのでスムーズに通過できました。

●トラ吉さん
「不帰ノ嶮」は最高でした。これこそがクライミングの講座を受けた者の醍醐味です。「不帰ノ嶮」から天狗の頭までの遠かったこと!「まだか!まだか!」でしたがビールが待っていると自分に言い聞かせました。今日はジョッキ2杯飲んじゃいました。

 ●Kazu君      
アルプス2日目の今日は、山あり谷ありでバテました。「愛は地球を救いますがレーションが僕を救ってくれました」山の知識と技術とギアが、うまく噛み合えば困難は克服できると思いました。これは今日の収穫です。「レーションは登山者を救う!」

 ●ポ チ      
不帰ノ嶮は指示通りに「ウサギの耳」を使いスムーズに通過できました。大天狗の登り返しのきつかった事!「あともう少し」の遠かったこと。長かった〜!

 ●ひ め      
1年の間、ず〜〜っと憧れ続けた「不帰ノ嶮」岩場に取り付いたときは感動で涙が出そうでした。ロープも持参しましたが出さずにスムーズに通過出来ました。「うさぎの耳」を使い、全員が無事通過出来た時はリーダーとしてほっと致しました。岩場の中での対向者もほとんどなく天気に支えられて成功へと通じた感じです。
0
 \\GPS記録&写真提供 鹿島秀元    美智子姫:記0